📢新着📢【ホテル業界】「リブランド」でホテルはどう変わる?-VOL.71
ホテルの名前が変わるとき
「このホテル、前は違う名前じゃなかった?」
ホテルを利用していて、そんな経験はありませんか?
ホテル業界では、既存のホテルを別のブランドへと生まれ変わらせる「リブランド」があります。
最近では、国内ブランドから外資系ホテルブランドへと変わるケースも見られるようになりました。
例えば、2026年4月に横浜に開業した「ヒルトン・ガーデン・イン横浜みなとみらい」。
実はこのホテル、以前は「ザ・スクエアホテル横浜みなとみらい」、さらにその前は「ホテルビスタプレミオ横浜[みなとみらい]」という名前で営業していました。ひとつのホテルが、ブランドを変えながら新たなスタートを切ったわけです。
では、なぜ今、リブランドなのでしょうか。
なぜ「リブランド」なのか?
ホテルを新しく建てるには、土地や建設コスト、開業までの時間など、さまざまなものが必要になります。
一方、すでにホテルとして存在している建物を活用すれば、既存の施設や立地を生かしながら、新しいブランドとして展開することができます。
ホテルチェーンにとっても、ホテルオーナーにとっても、リブランドは一つの選択肢になっています。
建物や立地を生かしながら、新しいブランドを展開する。
リブランドには、そんなメリットがあります。
変わるのは「名前」だけ?
ここで、少し考えてみたいことがあります。
リブランドすると、もちろんホテルの名前やロゴは変わります。
でも、変わるのはそれだけでしょうか。
ブランドが変われば、サービスの考え方や接客の基準、ホテルの運営方法なども変わっていくかもしれません。
一方で、そのホテルがこれまで積み重ねてきたものもあります。
建物。
地域とのつながり。
そして、そこで働いてきた人たちの経験。
新しいブランドになったとしても、すべてがゼロから始まるわけではありません。
「変えるもの」と「残すもの」。
リブランドには、そんな二つの側面があるように思います。
そして、そこで働く人は?
ホテルが変われば、そこで働く人にも何らかの変化が起こります。
新しいブランドの考え方を学ぶことになるかもしれません。
これまでとは違うサービスを経験することになるかもしれません。
一方で、これまでそのホテルで培ってきた経験が、新しいブランドの中で生かされることもあるでしょう。
ホテルが変わるとき、そこで働く人は何を感じるのでしょうか。
新しいブランドを楽しみにする人もいれば、変化に戸惑う人もいる。
あるいは、その変化をきっかけに、自分のこれからのキャリアを考える人もいるかもしれません。
今回から、ホテル業界で進む「リブランド」をテーマに、ホテルそのものの変化から、そこで働く人やキャリアまで、シリーズ形式で考えていきたいと思います。
まとめ
ホテルのリブランドは、単にホテルの名前を変えることではありません。
新しいブランドを迎えながら、これまで積み重ねてきたものをどう生かしていくのか。
ホテルにとっても、そこで働く人にとっても、一つの転機になるのかもしれません。
ホテルが変わるとき、そこで働く人は何を思うのでしょうか。
次回は、ホテルそのものから少し視点を変えて、リブランドを迎える「現場の人」に目を向けてみたいと思います。
<参考資料>
・トラベルボイス「外資系ホテルが日本で開業ラッシュ、既存ホテルのリブランドで進出を加速する理由とは?」(2024年11月1日)
・トラベルボイス「IHGの最新の上級ブランドが日本初進出、『ノーテッドコレクション』が2027年に新宿、2029年に銀座へ開業」(2026年9月28日)
・日経クロストレンド「ホテルのリブランド」に関する事例記事(2026年4月14日)
