📢新着📢【カジュアル面談とは?面接じゃないのに見られている?】― ミスマッチを防ぐ新しい採用のかたち-VOL.36
「まずはカジュアル面談から」その一言に戸惑ったことはありませんか?
最近の転職活動で、
「いきなり面接ではなく、まずはカジュアル面談をしましょう」
そんな案内を受けた方もいるのではないでしょうか。
でも実際には、
・カジュアル面談って、何をするの?
・評価される場なの?
・落ちることはある?
・服装や準備は、どこまで必要?
と、頭の中にはたくさんの「?」が浮かびますよね。
カジュアルという言葉とは裏腹に、なんとなく気が抜けない。
それも、そのはずです。
カジュアル面談とは?面接との違いをわかりやすく解説
カジュアル面談とは、本選考(面接)の前に行われる、相互理解を目的とした対話の場です。
履歴書や職務経歴書をもとに「合否を判断する場」ではなく、
・どんな経験をしてきたのか
・どんな価値観で働いてきたのか
・この会社、このチームと合いそうか
を、リラックスした雰囲気で確かめ合う時間。
とはいえ、「まったく見られていない」わけではありません。
面接ほど構えなくていい。
でも、何も準備しなくていいわけでもない。
それが、カジュアル面談の立ち位置です。
面接方法はどう変わった?採用が“ 多様化 ”している理由
なぜ今、カジュアル面談が増えているのでしょうか。
背景にあるのは、優秀な人材が“簡単には採れなくなった”という現実です。
従来のように、
・書類選考
・一次面接
・二次面接
という流れだけでは、
「入社してみたら、想像と違った」
「思っていた社風じゃなかった」
そんなミスマッチが起きやすくなっていました。
企業側も、採用に時間とコストをかけるからこそ最初の段階で“空気感”をすり合わせたい。
その答えの一つが、カジュアル面談という形だったのです。
企業はいま、なぜ「人柄」を先に見たいのか
スキルや経験は、職務経歴書を見ればある程度わかります。
でも、
・チームの中でどう振る舞う人か
・忙しいとき、どんな対応をするか
・相手の話をどう受け止めるか
こうした部分は、実際に話してみないと見えてきません。
多くの企業が求めているのは、「完璧な人」ではなく、一緒に働き続けられる人。
だからこそ、スキルの前に「人柄」を見る。
そんな採用スタイルが増えているのです。
実際に増えている、ユニークなカジュアル面談の形
最近では、カジュアル面談の形もさまざまです。
たとえば、
・会食をしながらのカジュアル面談
・部署メンバー全員が参加する面談
・オフィス見学を兼ねた対話型の面談
面接室ではなく、普段の延長線上で話すことで、
話し方
雰囲気
周囲への気配り
そうした「その人らしさ」が、自然と表に出てきます。
求職者側にとっても、働くイメージが湧きやすく「このチームに入った自分」を想像しやすい。
お互いにとって、無理のないマッチングを探る場になっているのです。
カジュアル面談で見られているポイントとは?
カジュアル面談で重視されているのは、難しい受け答えや完璧な経歴ではありません。
たとえば、
・質問にどう向き合うか
・相手の話をどう聞くか
・経験をどう言葉にするか
普段の仕事ぶりがにじみ出る部分です。
「正解を言おう」とするより、自分の言葉で、誠実に話すこと。
それが、何より大切にされています。
カジュアル面談の服装・心構え|気をつけたいこと
「カジュアル」と聞くと、服装に迷う方も多いですよね。
基本は、少しきれいめなビジネスカジュアルがおすすめです。
そして心構えとして大切なのは、この場は
「選ばれる場」であると同時に
「自分が選ぶ場」でもあるということ。
違和感を覚えたら、無理に前向きになる必要はありません。
その気づきも、大切な判断材料です。
まとめ|カジュアル面談は「相互理解」のための時間
カジュアル面談は、合否を決めるためだけの場ではありません。
お互いが、
「ここで働く自分」を想像し、
「続けていけそうか」を確かめる時間。
面接方法が多様化している今、転職は“選ばれるだけ”のものではなくなっています。
肩の力を少し抜いて、でも自分の軸は大切に。
カジュアル面談は、納得のいく転職への静かな入り口なのかもしれません。
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