Vol.11「ミドル世代の転職、年齢は“壁”じゃない。強みをアピールする方法とは?」 ― 経験を“武器”に変える自己PRのヒント ―
はじめに:「年齢が気になる」…その気持ち、よくわかります。
40代・50代で初めての転職にチャレンジする―
そんなタイミングで、求人票に書かれた「年齢制限なし」「歓迎年齢:35歳まで」などの表記に、足が止まってしまった経験はありませんか?
求人票に書かれている年齢は、あくまで目安。
実際には、それを超えていても経験や人柄、姿勢が評価されて採用されるケースもたくさんあります。
それでも不安になるのは、「自分に本当に価値があるのか」と、自信を持てなくなってしまうから。
でも、キャリアを重ねてきたからこそ伝えられること、実はたくさんあるんです。
年齢よりも、「これまでの仕事の質と姿勢」
企業が本当に知りたいのは、「これまで何を経験し、どう動いてきたか」。
年齢だけを見て採用の判断をしているわけではありません。
✅ マネジメント経験
✅ クレーム対応や現場のトラブル対応力
✅ 部下の育成・チーム運営
✅ 一つの会社で信頼を積み重ねた姿勢
こうした実績や考え方が、ホテル現場では何よりも価値のある“人財力”として見られています。
伝え方の工夫で、“頼もしさ”はもっと伝わる!
たとえば自己PRや職務経歴書で、こんなふうに言い換えてみましょう。
❌「長く勤めてきました」
✅「約20年にわたって、現場と本社双方の経験を積みながら、多様な働き方や価値観に対応してきました」
❌「マネジメントしていました」
✅「最大で約30名のスタッフのマネジメントに携わり、採用・教育から日々のモチベーション管理までを担ってきました」
長く働いてきた=信頼を築いてきた証拠。
その実績に、自分なりの“伝え方”という磨きをかければ、年齢はむしろ強みになります。
早期離職が気になる人も、振り返りからスタートを
実は最近、「ひとつの会社で長く勤めたあと、転職を繰り返してしまった」という相談も
多く寄せられています。
初めての転職後、環境になじめず早期離職…というのは、誰にでも起こりうること。
そんなときは、「なぜうまくいかなかったか」「次に何を大切にしたいか」を振り返ることが大切です。
自分の価値をきちんと見つめなおし、伝え方を工夫することで、
再び信頼される場所に出会えるチャンスは必ずあります。
まとめ:「年齢に負けない、“自分らしい強み”を信じて」
ホテル業界では、ホテリエ一人ひとりの経験、判断力、人間力がとても大切にされています。
年齢は確かにひとつの要素ですが、それだけで人は判断されるべきではありません。
「自分にはもう遅いかも」と思っている方へ。
あなたがこれまで積み重ねてきた経験は、かけがえのない財産です。
だからこそ、自信をもって、気になる求人にぜひチャレンジしてください。
私たちHOTELIER.Jobsは、あなたの歩幅に合わせて、丁寧に伴走していきます😊