【ゼネラリスト?スペシャリスト?】 ——これからのホテルキャリア、どちらを目指す?私らしいキャリアの選び方
ホテル業界で長く働いていると、現場・管理職・マネジメント…と役割がどんどん変わっていきます。
でも、その中で「自分はこの先、どんなキャリアを描きたいのか」を改めて考える機会って、
意外と少ないのではないでしょうか。
管理職へのステップアップや転職を考える今こそ、自分らしい「軸」を見つけるタイミングかもしれません。
本コラムでは面接現場での実例を交えて、選択のヒントをお届けします。
「あなたはゼネラリストを目指しますか?それともスペシャリストを目指しますか?」
これは、あるホテル運営会社の面接で実際にあった質問です。
(思わずドキッとした方もいるのではないでしょうか?)
これからホテル業界で管理職を目指す方、すでに中堅層として活躍している方にとって、
どこかで一度は考えることかもしれません。
💼ゼネラリストとは
フロント、料飲、予約、営業、管理など、多岐にわたる業務を横断的に経験し、
ホテル全体のバランスを見てマネジメントしていく存在。
総合力が求められ、支配人や本社管理職へのキャリアパスにつながることが多いです。
🛎️スペシャリストとは
「この分野なら誰にも負けない」という専門性を深めていくスタイル。
収益管理、人事、マーケティング、料飲マネジメントなど、特定の領域でキャリアを磨き続けます。
どちらが正解、というわけではない
大切なのは、「自分はどんな働き方にやりがいを感じるか」「今後どうなっていきたいか」
――という“自分自身の価値観”に正直でいることです。
✔いろいろな部門を経験し、全体を見渡せる力をつけたいならゼネラリスト
✔自分の得意を活かし、専門性で価値を発揮したいならスペシャリスト
どちらにも強みがあり、どちらにもホテルにとっての“必要性”があります。
✨転職活動やキャリア形成で大事なこと
自分のキャリアの方向性を考えることは、今後の働き方や選ぶ職場にも深く関わってきます。
✔ 転職活動を通じて「自分の軸」に気づいた
✔ 面接の質問に対して、答えながら考えが整理された
そんな声も、実際によく聞かれます。
まとめ:「自分のキャリアのハンドルは、自分で握る」
ホテル業界の中で、どんなふうに働いてきたか。
何が好きで、どんな瞬間にやりがいを感じてきたのか。
それは、あなただけの大切なキャリアの軌跡です。
ゼネラリストか、スペシャリストか―
どちらが正解ということはありません。
大切なのは、自分の思いや強みに向き合いながら、
これからの道を“自分らしく”選んでいくこと。
キャリアのことを考えるのは、ちょっと勇気のいる作業だけど、
今のあなたなら、きっと大丈夫。
迷いながらでも、自分のペースで考えていけばいいのです。
私たち HOTELIER.Jobs は、
そんなあなたの「これから」をそっと後押ししながら、丁寧に伴走していきます😊