【ウェルネス・スロートラベル・長期滞在】- 滞在が深まる時代、ホテリエの価値も深まっていく -VOL.31
ここ数年、旅行者の旅の価値観が大きく変わってきています。
「有名スポットをたくさん巡る旅」ではなく、
“ 心と体を整える”
“ その土地の空気を味わう ”
“ 深く滞在する ”
そんな旅を求める人が増えています。
旅の目的が変わるということは、迎える側であるホテルや、日々ゲストと向き合うホテリエの皆さんにも、
新しい工夫や視点が求められるということ。
でもそれは、決して難しいことではなくて。
“人に寄り添う力 ”を持つホテリエの皆さんだからこそ、もっと輝けるチャンスが広がっている。
今回のコラムでは、そんなお話を少し温かく、やわらかくまとめてみました。
旅の価値観は「深さ」を求める時代へ
2026年の旅行トレンドでも注目されている通り、
旅行者は「早く・安く・たくさん」よりも、
自分のペースで過ごす心地よさを大切にするようになってきました。
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心身の回復を目的としたウェルネス旅
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移動より滞在をゆっくり楽しむスロートラベル
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暮らすように過ごす長期滞在
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ワーケーションや多拠点生活の広がり
「旅は、人生の一部として選ぶもの」
そんな考え方が、世界中で当たり前になりつつあります。
そして、この潮流はインバウンドでも同じ。
“ モノを買う旅 ”から、“ 意味を感じる旅 ”へ。
滞在の時間そのものが、旅の満足度を決めるようになっています。
ホテルにも「滞在解像度の高い仕組み」が求められる
旅行者の滞在が長く・深くなるほど、
ホテルにはいくつかの新しい役割が生まれています。
● 長期滞在でもストレスのない設備
キッチン付きの客室、ランドリールーム、快適なワークスペースや長時間座っても疲れない椅子…。
“住むように泊まる”環境がますます大切に。
● ウェルネスプログラムの充実
最近は、サウナや温浴のアップデートはもちろん、
ヨガ・瞑想・マインドフルネス、睡眠改善のアクティビティなど、“心と体が整う”体験へのニーズが急上昇。
● 地域との接続を生むプラン
ダイナミックパッケージ、地元食材の体験、ローカルガイドおすすめスポット…。
地域の価値をどう伝えられるかが、ホテルの魅力にも直結します。
どれも難しく見えるけれど、根っこにあるのは 「ゲストの旅を理解し、寄り添う姿勢」。
これって、ホテリエの皆さんがずっと積み重ねてきた力ですよね。
ホテリエに求められる役割も広がっていく
旅のスタイルが多様化するほど、
現場で必要とされるスキルも“広がる”方向へ。
● 長期滞在ゲストに寄り添う力
日常のちょっとした悩み(料理、洗濯、作業環境)に
ていねいに応えていけるスタッフが喜ばれます。
● ウェルネス・ヘルスケア視点の理解
すこしの知識があるだけで、案内の質がぐっと上がる。
「癒し」を求めるゲストにとって大きな安心材料になります。
● 体験づくりができる人
“イベントをつくる”というよりも、「その人が心地よく過ごせる時間を編集する」イメージ。
接客経験があるホテリエさんは、これが驚くほど上手です。
● データ(ホテルDX)×人の温かさ
滞在データを読み解き、
「この方はこういう過ごし方が好きかも」を察する力。
デジタル×ホスピタリティの掛け合わせはこれからの大きな価値になります。
ホテリエの働き方に“選択肢”が増える未来
旅が多様になるほど、
ホテルの働き方・キャリアの展開方法も広がっていきます。
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体験企画担当
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ウェルネスプログラム開発
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長期滞在プランナー
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地域連携担当
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ワーケーション推進スタッフ
「接客だけ」でも「管理だけ」でもなく、
“ ホテルで培った経験を活かしながら、もっと自由に選べる働き方” が増えていく時代。
だからこそ、これまでの経験は必ず価値になるし、新しいチャレンジもしやすくなっていきます。
まとめ
滞在が深まる今、
ホテルは“ 泊まる場所 ”から“ 人生の一部を過ごす場所 ”へ。
そしてホテリエは、
その大切な時間を支える、とても尊い仕事になっていきます。
旅行トレンドは移り変わっても、ゲストに寄り添い、
その人だけの心地よい滞在をつくってきたホテリエの力はこれからのホテル業界の中心にあるはず。
どうか、自分の経験に誇りを持ってくださいね。
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