📢新着📢【履歴書・職務経歴書でやりがちな「経歴詐称」とは?】転職で注意したい3つのケース-VOL.43
転職活動で提出する履歴書や職務経歴書。
その経歴、少し「整えて」いませんか?
例えば、職歴が多いからと自己判断で就業していた会社を省略したり、実際の役割に近いという理由で、正式な役職より少し上の肩書きを書いてみたり。
本人にとっては、ほんの少し整えただけのつもりかもしれません。
しかし採用の現場では、その小さな調整が「経歴詐称」と受け取られてしまうことがあります。
実際、転職相談の中でも「職歴を1社省略している」「役職名を少し変えている」といったケースを見かけることは珍しくありません。
特にホテル業界は横のつながりが強い業界です。
人事同士が知り合いだったり、元同僚が別のホテルで働いていたりすることも多く、経歴の違和感が思わぬ形で分かってしまうこともあります。
今回は、転職活動で意外と知られていない「経歴詐称」と見なされてしまうケースについてお話ししたいと思います。
よくあるケース① 職歴を1社省略する
職歴が多い場合や、短期間で退職した会社がある場合、スペースや見た目を気にして、自己判断で1社(または複数)省略してしまう人もいます。
「数ヶ月だけだったから書かなくてもいいかな」
「職歴が多いと印象が悪いかもしれない」
そう考えてしまう気持ちも理解できます。
しかし、職歴を省略すると履歴書や職務経歴書の時系列にズレが生じることがあります。
採用側が経歴を確認する中で、その違和感に気づくケースも少なくありません。
よくあるケース② 役職名を少し上に書いてしまう
もう一つよく見かけるのが、役職名の表記です。
例えば、実際には正式な役職としての「副支配人」ではないものの、現場での役割としてはそれに近い業務を担っていた場合。
その結果、履歴書には「副支配人」と書いてしまうケースがあります。
本人にとっては「実際にそのような役割をしていた」という感覚かもしれません。
しかし企業側から見ると、正式な役職なのか、役割として担当していたのかは重要な違いです。
役職の表記が実際の組織体制と一致しない場合、これも経歴詐称と判断される可能性があります。
よくあるケース③ 成果の表現が大きくなってしまう
職務経歴書では、実績をアピールしようとするあまり、成果の表現が大きくなってしまうケースもあります。
例えば、本来はチームで取り組んだプロジェクトであっても、書き方によっては個人の成果のように受け取られてしまうことがあります。
実際の転職相談でも、「個人の成果のように見える表現」になっていた職務経歴書を、事実に基づいた内容に修正したケースがありました。
職務経歴書では、成果そのものだけでなく、その中で自分がどの役割を担っていたのかを正確に伝えることが大切です。例えば、次のような書き方です。
<例>
❌ ホテルのリニューアルプロジェクトを担当
⭕ ホテルのリニューアルプロジェクトにおいて
◯名のチームの一員として◯◯業務を担当
このように表現を整えるだけで
・事実とずれない
・自分の役割が伝わる
・経験としての価値もきちんと伝わる
というメリットがあります。
経歴を「盛る」のではなく、正確に、そして伝わる形に整えることが大切です。
なぜ経歴詐称は分かってしまうのか
「これくらいなら分からないのでは」と思うかもしれません。
しかし実際には、経歴の整合性はさまざまな場面で確認されます。
例えば、
・社会保険や雇用保険の手続き
・面接での職務内容の確認
・業界内でのつながり
特にホテル業界は、横のつながりが強い業界です。
元同僚や知り合いが別のホテルに勤務していることも珍しくありません。
そのため、思わぬところで経歴の違和感が分かってしまうこともあります。
さらに最近では、リファレンスチェックを導入する企業も増えてきています。
実際、企業の採用担当者からこのような注意喚起の連絡をいただいたことがあります。
・履歴書や職務経歴書の内容と、実際の経歴に相違があるケースが確認されており、選考の過程で判明してしまうことがある。
・本来であれば評価に影響しない内容であっても、事実と異なる記載があることで不合格につながってしまうケースもある。
・ご紹介いただく際、求職者様に履歴書・職務経歴書には事実を正確に記載するよう、改めてご周知いただきたい。
企業側としても、
「正直に書いていれば問題にならなかったケース」が不合格につながってしまうことは少なくないようです。
実際にあったケース
実際の転職相談の中では、職歴の内容が事実と異なっていたケースもあります。
ある求職者の方は、電話面談の際に「A社に5年間在籍していた」とお話しされていました。
しかし、採用企業側が確認を行ったところ、実際にはその会社には半年ほどしか在籍していなかったことが分かりました。
本人にとっては、職歴の印象を少し良くしたいという思いだったのかもしれません。
しかし企業側から見ると、在籍期間の違いは小さな調整ではなく、経歴の信頼性に関わる重要なポイントになります。
このように、在籍期間や職歴の内容は、さまざまな場面で確認される可能性があります。
大切なのは「きれいな経歴」より「正確な経歴」
履歴書や職務経歴書は、完璧なキャリアを見せるためのものではありません。
これまでの経験を正確に伝えるためのものです。
短期間の職歴やブランクがあったとしても、理由をきちんと説明できれば問題にならないケースも多くあります。
むしろ、経歴を整えすぎてしまうことで信頼関係に影響してしまう方がもったいないと言えるでしょう。
まとめ
履歴書や職務経歴書を書くとき、「少し整えただけ」のつもりでも、その表現が経歴詐称と受け取られてしまうことがあります。
転職活動で最も大切なのは、採用側との信頼関係を築くことです。
履歴書や職務経歴書は、あなたのキャリアを伝える「最初の名刺」。
だからこそ、正確に伝えることを大切にしてみてください。
――――――――――――――――――――
HOTELIER.Jobsからひとこと
ホテリエのキャリアに伴走する転職支援サイト「HOTELIER.Jobs」では、
求人紹介だけでなく、キャリアの整理からサポートしています。
何となく転職を考え始めたけれど、どう動けばいいかわからない……
迷いがあるのは、真剣だから。
その迷い、ひとりで抱えなくて大丈夫です。
どうぞお気軽にご相談ください
――――――――――――――――――――
