【ブランクは、キャリアの“遠回り”じゃない。】- 遠回りに見えて、大切なものに気づけた時間の話-VOL.15
「一度離れたけど、やっぱりホテルで働きたい」
「部署異動を経験して、あらためて現場の仕事が好きだと気づいた」
「育児や介護でブランクがある。でも、もう一度チャレンジしたい」
HOTELIER.Jobsの面談でも、こうした声を多くいただきます。
一見、遠回りに見える“ブランク”や“寄り道”。
けれど実はその時間こそが、自分にとって「本当に大切にしたいこと」に気づくきっかけになることも少なくありません。
今回は、再出発のきっかけとなったエピソードを交えながら、キャリアを見つめ直すヒントをお届けします。
ブランクへの不安は、誰にでもある
出産・育児・介護といったライフイベント。
異動や異業種へのチャレンジによるキャリアの変化。
「もう一度ホテルで働きたい」と思っても、ブランクがあることで一歩踏み出せない。
そんな不安を感じる方も少なくありません。
でも、その時間は“キャリアの後退”ではなく、次のステップに向かうための準備期間とも言えます。
遠回りに見えた経験が、“自分らしさ”を教えてくれる
ある求職者の方は、ホテルの販売促進部門で経験を積んだ後、異動で人事部門へ配属されました。
数年間努力を重ねたものの、どこかしっくりこない感覚が続いていたそうです。
その後、転職を機に再び販促の仕事へ。
すると、表情が見違えるほど明るくなり、いきいきと働く姿が印象的でした。
遠回りに思えた時間があったからこそ、「自分は何が好きで、どんな仕事にやりがいを感じるのか」に気づけたのです。
“ブランクOK”の流れは、確実に広がっている
最近では、「育児や介護などによるブランク歓迎」といった求人も増えてきました。
働き方の多様性が広がる中で、経験や意欲を重視する企業も少しずつ増えています。
タイミングやご縁によっては、働きやすさや条件面の改善につながるケースもあります。
ブランクの時間も、“キャリアの一部”として整理する
ブランクの期間に得た経験や気づきも、立派なキャリアの一部です。
・異業種で身につけたスキル
・育児や介護を通じて培われた柔軟性や対応力
それらはすべて、仕事の中でも活かせる力です。
一度立ち止まったからこそ見えてくる「やりがい」や「自分らしさ」。
その視点を、改めて整理してみることが大切です。
可能性を、自分で狭めないために
「どうせ難しいかもしれない」
「ブランクがあるから選ばれないのでは」
そう感じて、応募をためらってしまう方もいます。
けれど実際には、別ポジションでの提案や、企業側の理解によって道が開けるケースもあります。
最初から可能性を閉じてしまうのではなく、まずは一歩踏み出してみることが、次のチャンスにつながります。
まとめ
出産や育児、介護、異動、そして異業種への挑戦。
それぞれの“ブランク”には、迷いや不安だけでなく、多くの学びや気づきが詰まっています。
一度立ち止まったからこそ、自分にとっての「やりがい」や「大切にしたい働き方」に向き合うことができる。
その時間は、決して遠回りではありません。
あなたのキャリアは、まっすぐでなくていい。
少し回り道をしたからこそ見える景色が、きっとあります。
もう一度、自分のこれからに目を向けてみませんか。
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